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ぼちぼち更新日記 獏のげっぷ


死ななきゃ治らない話。
     ...2005/01/28(Fri)  No.210  


日常的な買い物をデパ地下で済ませる人をどんな暮らしぶりの人たちなのだろうか?と不思議に思っていた私も、京都駅周辺に住み始めてあまり抵抗もなくデパートで買い物をするようになった。昔はなんでも異常に高かったデパ地下も、最近は不況のあおりを受けてかかなり庶民的なお値段で買い物が出来るようになったということであろう。近所のスーパーで、たいして安くもないしおれた野菜を買うよりは、デパ地下の新鮮で安心な野菜を買う方がお得感があるのだ。そんなわけで、今日も夫のくたびれたYシャツの替えを買ったついでに地下の生鮮食料品売り場に。牛乳とジュースと卵といよかんが二ヶ。それに特売のかますの開きとさんまの灰干しを5枚レジ手前で衝動的に食パン一斤。指が鬱血するくらい荷物が重くなった。苦しみながら人混みをかき分けて出口に向かう私を各売り場の魅力的な食品が誘惑する。積み上げられたコロッケの山を振り切り、豆腐屋のひろうすを振り切り、ピカピカと光りながら湯気をたてる山菜おこわを振り切りして頑張ったのだけど、うかつにもチーズの売り場で足を止めてしまった。どうしてあんなにもチーズ売り場は魅惑的なんだろうか?あの種類の豊富さ、パッケージの可愛らしさ、色、形、手の届く範囲の贅沢な値段その全てが素通り出来ない魔力を放っている。負けた。と呟きながら子供だましな「詰め合わせ」を一袋買って溜飲を下げる。そんな私の意志の弱さをあざ笑うかのようにさらに荷物は指に食い込む。だっていいじゃない!今日は私の誕生日なのよ!この分じゃとてもケーキは買えない。いいじゃない!自転車を取りにアバンティへ戻ったら一階で「古本祭り」開催中。画集が写真集が別冊太陽がー!!!最後の悪あがきとしてミスドで豆腐ドーナツを・・


ここに来て俄然岸田今日子なのね。
     ...2005/01/27(Thu)  No.209  


明日は誕生日です。お祝いを頂いたのでDVDを大人買いしました。ムーミン パペットアニメのDVDBOX、mittenのなかよしBOX、イジー・トゥルンカの真夏の夜の夢の3点を一度に。しばらくの間は晩ごはんを食べたらヨーロッパパペットアニメ大会なのである。まず旧ソ連のミトン、その次にフィンランドのムーミン、そして最後にチェコのイジー・トゥルンカの魔術に酔う。
凄いことがある。ムーミンの声の出演は岸田今日子だけ。つまりムーミンの声もムーミンパパの声も、スノークのお嬢さんもスナフキンもヘムレンさんも、それにナレーターまでも全キャラクターを岸田今日子ひとりが演じているのだ。驚いた?全78話あと数十人(ムーミンってとてもキャラクターが多い)の登場人物(?)が出てくる中どんなふうに演じ分けるのかドキドキ。これはもう落語家並みなのである。
それに最近図書館で借りた岸田今日子のエッセイをぽつぽつと読んでいるのだけど、なんだか失礼かも知れないけど親近感を感じるのです。

ムーミンパペットアニメーションサイト
http://www.moomin-cinema.com/

DVDをお安く購入できるお勧めサイト
http://direct.nagase.co.jp/home/index.html


長屋の事情。
     ...2005/01/23(Sun)  No.208  
納品から帰ってきたら小腹が空いてい、ストーブの上で食パンをトーストして食べた。血糖値の上昇に共なって通り魔のような眠気が襲う。小一時間寝た。
六畳一間に二畳分の板の間キッチンがついたアパートの一室に私は居る。ドアが無い。入り口からは薄暗い廊下が見えその向こうにもずらずらと部屋が並んでいる。全速力で走ってくる足音が聞こえて原付バイクの重い腹を押しながらはるちゃんが帰ってきた。自分の部屋の前にバイクを止めてから歩いて引き返してきた。「ただいま。」「おかえり、お疲れー。ごはん食べた?お茶でも飲む?」と自然な動作で台所に立つ私。薬缶が見当たらず、底にジャガイモが焦げついて水に浸けてあった大きな鍋しかない。仕方なくそれを洗う事にする。後ろからラジカセにあわせてはるちゃんが大声で中島みゆきの「悪女」を唄っている。でも途中から一人外れてラブタンバリンズの曲を吐息たっぷりに情感込めて歌いだす彼女。なにかあったな。(男がらみ)と思う私。でも何も言わないで鍋の底のふやけて柔らかくなったイモを指で刮げ落とし続ける。でもお互いの存在が愛しくて再会が嬉しくて胸が熱くなっている。そのアパートは薄暗くて女ばかりしか住んでいない。それは「魂のアパート」みたいなもので、どの女も現実の世界ではそれぞれ全く違った環境で生活している。ごくたまにフイッとアパートにワープして偶然同じ時に現れた女同士でお茶を飲んだり当たり障りのない世間話しているのだ。あたしたちは何年かに一度くらいしか会わなくても互いの事が死ぬほど好きだと解っている。そして小さいオッパイの片方ずつのようにお互いを思って切なく前を向いている。女友達とはそういうものだ。
という夢をみた。


冬のそなた。
     ...2005/01/21(Fri)  No.207  


冬のよろこびは冷蔵庫に入れなくても食べ物が傷まない事です。ビールも段ボールから取り出してすぐに飲むことが出来ます。素晴らしい。
夏に高知からもらってきたヒメダカは一匹を除いて(過去の日記参照。下の「search」ボタンでヒメダカで検索)全員まだ生きている。皆一度「尾腐れ病」(恐ろしい!)にかかったのですが、一週間の薬浴で奇跡的に全快。夫の拾ってきた内向的なドジョウも元気そう。でも、段々と寒さが増すにつれて彼らの活動はかなり控えめになってきて「このままで冬越しできるかしら?」と不安になり、数々のメダカ育成日記サイトなどみてみた。とりあえず昼間と夜の温度差をなるべく軽減するために日光を通すガラスの金魚鉢から外界の影響を受けにくい陶器の火鉢に変えて、餌を思い出したときに少しだけにしました。じーっと上から覗いて器をとんと叩くとゆっくり浮かび上がってくるので、そんな時にすぐに食べられる量だけ餌をパラパラ落とす。ドジョウはいつでも遅れてモゾモゾと動き出して沈んできたのを食べます。そんなに体をくねくねしないと食べられないのでしょうか?
さて、今年も最初の「花の玉」の注文がありました。珍しく数が揃っていて即送る事が出来ました(在庫って素晴らしい!)今年もこうやって食べていけます。有り難い。本年もよろしくお願い致します。

そなた = 中称の指示代名詞。話し手から遠い場所・方向などを示す。そちら。そっち。 


10年。
     ...2005/01/17(Mon)  No.206  



神戸の大地震から10年。被災された方々にとって重たい歩みの10年であり、そして私にとってもにしおゆきとして作り始めた素晴らしく幸せな重みのある10年だったといえる。1995年の冬どこにも気持ちの置き場のない一年の始まり。西宮で一人の友人を亡くし見上げた暗い空の記憶。あの頃私は命について拙い頭で想像していた。今さっきまでそこにあったぬくい命が失われるというのは一体どういう事なのか?考えても全然わからなくて命ってどんな形なんやろ?と思い、毎日毎日まあるい土の玉を手の中に転がしていた。人間てそんなつるんとしてないやろ…と呟きその「命」に一個一個違う模様を彫り込んで、耳かきで中の土をほぢり出して中空にした。いくつもいくつも意味もなくそんな玉を作る毎日。それに釉薬をかけて焼いて転がしておいたら「欲しい」という人がいた。あるとき気まぐれに玉の飾り穴に摘んだ花を挿してみたら、命の玉は寂しくなくなった。それは今でも「花の玉」という定番商品に形を変え私の手からころりと転がり出ては物好きな人たちに買われていく。あれ以来もう何千個作っただろうか?6千いくつはもう越えたはず。未だにひとつひとつその時に手から出でるままに彫るので一つとして同じものはない。誰かの家で花が挿されたとき、知らない内にその人は私と共に命を弔っている。これは私のささやかなライフワークなのである。そんなわけで花の玉も10年・・たいしたもんだ。




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