ぼちぼち更新日記 獏のげっぷ


幕末太陽傳
     ...2006/12/12(Tue)  No.673  
50年前の時代劇映画でありながら日本映画史上最高傑作(カルト)のひとつであるフランキー堺の「幕末太陽傳」を観る。これはストーリーのあちこちに古典落語が散りばめられている喜劇なんだけど、何度観ても私は背筋が寒くなってしまう。ラストシーンなんかちょっと「未来世紀ブラジル」を思い出しちゃう。ひょいひょいと調子良くどんな人間も煙に巻いて乗り切って来た主人公がラストでのんびりとした東北訛りのおやじ杢兵衛にはどうにも勘が狂ってしまい、ことごとく通用しないというくだり、墓場から逃げ出すフランキー堺の背中に東北訛りで「地獄におちる」と杢兵衛が追い打ちを掛けるところなんかねっとりとしつこくてきりきりと巻いてあったネジがゆっくりと力を失いながら止まろうとしているような鈍い不気味さがあるのだよなー。まあ、気になる人は観て頂戴。



お腹のへる散歩
     ...2006/12/11(Mon)  No.671  


この所の私みたいに、何日かぐずぐずした空模様が続いた後、束の間のお天気となった今日。休日出勤の代休をとった夫と一緒に散歩に出掛ける。鴨川を目指してしばらく歩くと十条の橋の上が「パオ、プアオー」などと騒がしい。見るとかっぱえびせんを景気良くバラ撒いているおばはんがおって、その周りにユリカモメが真っ白に群がっているんだ。「野生の動物を餌付けするのは感心しませんねー」とかなんとか悪口言いつつもこんな近くでユリカモメを見られるなんて!と興奮してシャッターを切る。顔の近くで大勢で羽ばたいているので、風がガンガン来るし、我らは明らかにその空気をがんがん吸いこんでいるので「鳥インフルエンザにならん?」と心配になる私。わー凄い近い。みんな黒目がちな潤んだめぇでこっち見てるう。可愛い!!鳥インフルエンザがこわい!千々に乱れる心。偽善の笑顔でかっぱえびせんを薦めてくるおばはんを冷たく断ってまた歩き出す。散歩たのしいね、タニさん。



河原に降りると不法に土手を占拠して作った段々畑を一心不乱に耕しているおじいがいる。ありとあらゆる野菜を植えている。プラゴミの焼かれた跡もあるダイオキシンたっぷりの大地に植えられたサニーレタスやエンドウ豆の苗が逞しく育っている。ここから種が飛ぶのだろう秋に来たときにはこの河原のかなりの広い範囲にトマトや胡瓜や南瓜が勝手に自生していた。
それにしても鴨川は冬鳥のシーズン真っ盛りでマガモやオナガガモやイソシギの姿があちこちに見られる。川から突き出ている杭にカワセミがとまっていてその周りをもう一羽カワセミがクルクル回っていた。回っているのが雄で時折鳴き交わしながら雌に口移しで餌を食べさせている。タニさん曰く「求愛行動」らしい。散歩の終盤はスーパーに入る。セコガニとゴマサバが安い。これだから冬のスーパーは良いなー!なんて夫がほんとに楽しそうでご機嫌ついでに夕飯にカニ汁を作ってもらうことに。そういえば、近頃うちでは「平和圧力鍋」を購入したのである。玄米を一番美味しく食べられると聞いて奮発したのだ。知人の紹介で安全な玄米も買う事が出来るようになり、ついに念願かなって玄米ごはん生活へ。(でもまだ水加減がいまいち100点とは言い難い、もう少し固めに炊きたいんだけど焦げるのが恐くて大胆に水を減らせずいるのであった)「しゅしゅしゅ…」とおもりが回りはじめると心躍っちゃう。主食を玄米にすると不思議と味噌やじゃこやぬか漬けが食べたくなる。特に味噌味が合う気がする。

 本日のメニュー  
玄米、カニ汁、サバの味噌煮、甘藷の味噌だれ、もやしのナムル


みけんにしわ。
     ...2006/12/05(Tue)  No.669  
籠もり気味で夫に叱られている。もっと外に出たら?ちょっとは仕事して下さい。など色々と
本屋さんへ行った。滞在時間一時間弱の間、欲しい雑誌2冊と単行本一冊を持ち歩いて店内をウロウロしてやっとレジへ。一番駄目そうな店員のとこに並んでしまった。どんどん隣の列のお会計が終わっていく。ハズレであった。やっと順番がまわってきて帰宅し、袋を開けたら買った覚えのない本が入ってた。「家紋から日本の歴史をさぐる」なんじゃそりゃ。帯には「コレを読んだら大河ドラマが100倍面白くなる。」みたいな宣伝文句が踊っている。はあ三冊重ねて持ち歩くうちに一番下の一冊が入れ替わったのだろうか。。
夜になって旧友から電話。珍しい。家庭内のもめ事で頭が狂いそうだという内容。なんの助言も出来ないので、花輪和一の「刑務所の前」を読むことを薦めておいた。(なんじゃそりゃー)でもね、やり過ごすしかないじゃん。物語の中で裏主役の女の子が「うちには幸せが一つしかないからなー」とかなんとか言うのが実に救いがなくって救われる。読むべし!買って読むべし!




覚え書き #2
     ...2006/12/03(Sun)  No.668  
東京のいろどりやさんから作品が戻ってきました。お世話になりました。芳名帳をぺらぺらめくりながら感謝しております。来てくださった方ありがとうございます。行きそびれた方はいろどりやさんにまだ少し作品おかさせてもらっておりますので、良かったら是非覗いてくださいね。



23日には木原ちひろさん個展に初日に出かけました。とても人気がある割には作品数が少なくて、織りの鞄などはほぼ完売でした。ので、毛糸玉を12個購入して帰り、自分でかばんを編みました。

12月に入りました。昨日は久しぶりに国立民族学博物館を訪れました。太陽の塔に「ごぶさたです」と心の中で挨拶して枯葉やドングリをパキパキ踏みしめながら、肌寒い公園内を進む内は今日は日本庭園にも工芸館にも行こうとか思っているのですが毎度時間が足りなくてここ何年かみんぱく以外の施設に入れずにいます。一番の目的が「ビデオテーク」http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/videotheque/で世界各国の文化を見る事だからです。たとえば「バスク地方のチーズの作り方」「トルコのチーズの作り方」「ユーラシア大陸各国のチーズ作り」の違い、「アボリジニーのカンガルーの蒸し焼き」、「アイヌの魚とり」「アイヌのイヨマンテ熊送りの儀式」、「メキシコの虎ダンス」。「高知県吾川郡椿山村の豆腐作り」などは十回ほど観ても飽きないし「パンの実の調理法」などこれから生きていく上でまあまあ役立ちそうな情報満載なのです。超おすすめです。
最後に唐突ですが、近頃お腹が空いた時にチヂミっぽいものをおやつに焼くのが流行っております。小麦粉と上新粉をボールに3:2位の割合で入れて混ぜ合わせ水と葱あるいはニラを刻んで入れます。それに私はキムチを入れたりチャンジャを入れたり(汁だけを入れる時もあります)して塩っ気がなければ塩を適宜入れて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜてフライパンにごま油をたっぷり大さじ3杯ほど(揚げるようなイメージで)入れて熱してそこで焼きます。裏返してぎゅーっとフライ返しでぺたんこにつぶし香ばしく焦げ目が。つくまで焼いて出来上がりです。他にも貝なんかの贅沢な具を入れても美味しいかもしれませんがなるべくシンプルな方が粉もんのおいしさを感じられて私は気入っています。うまうま。
あと、封切りでマッドハウスの新作「パプリカ」をみなみ会館に観に行きました。面白かったけど「妄想代理人」を見てしまった後なのであと一時間ほどのばして物語が膨らんでも良かったかなーとかわがままな事を考えてしまいました。



今日の出来事
     ...2006/11/22(Wed)  No.666  
今日きさら堂へ行ってモリカゲマユミさんの展示を見た。彼女は不在であった。夕方になって東京のいろどりやさんから携帯にメールが届き「本日モリカゲマユミさんがご来店下さいました。」とのこと。「そりゃ、不在だわ。」心底驚いた、シンクロニティー!
モリカゲさんhp
http://nanala.sunnyday.jp/
きさら堂
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/kisara/art.html




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