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七夕はひとりで ...2009/07/07(Tue) No.1202 |
| こんにちは、今日は、我が家は「けちこん記念日」なのですが、一人で粘土を型からゴイゴイ抜いて、ゴールドブレンドをんぐんぐ飲んで、過ごしています。どうもどうも。そもそも、忘れんように、七夕に入籍するっていう工夫は、なんの役に立っているのか? こうも、毎年何も祝わないのであれば、もっと地味な日取りでも良かったじゃないか?とも思うが。 いや、そうしてたらお互い二度とすっかり忘れてしまって「七月だったよーな...。??ちがうかー。」となっているに違いない。これでいいのだ。何がいいのだ。
今年は最初、カラ梅雨かと思ったが、すっかり梅雨の優等生みたいなお天気に。 朝は、青空まぶしく目覚めても、お昼くらいから徐々に曇って、その内に稲妻、落雷、通り雨。 こうやって菌類が伸びるのだな。しみじみ、、 何かの本で、雷が鳴ると茸が刺激されていつもより多く発生する。と読んだことがある気がする。本当だらうか? さても、ほとんどのキノコの寿命は短い。 といっても、「子実体」といわれる地表にニョッキリ出ている部分の話(本体である地下の菌糸は何百年も生きていたりするの) 私の写真を見て頂いても、わかると思うのですが、麗しい状態で発見出来るのは、ほとんどが幼菌(まだ傘を広げて胞子を放っていない、未熟な子たち)で、美しく育った立派なものに出会うのは結構難しい。 それは森の中では非常に目立つので、動物や人間にすぐに発見され、囓られたり引っこ抜かれたりするし、そうでなくても、役目を終えたらさっさと分解されて土に戻っていくからだと思う。 つまりキノコに出会えるのは、少々大袈裟かもしれないけど、奇蹟みたいなものだ。ゆえに笑ってしまうくらい嬉しい。牧野先生だってキノコ踊りしてしまうくらいです。 だから、好奇心だけで、幼菌を引っこ抜くのはヤメてください。(私もなるべくやめます。抜いたらまた植えてね) キノコを知っている人は、次のキノコを残すために成長しきるのを待ったり、食べるのであれば石づきを残してハサミでとったりしている。
キノコはキノコでも、冬虫夏草の場合は特殊で、その種類によっては成長に何ヶ月も何年もかけたりするらしい。「冬虫夏草の人」等は発見から採取までを何ヶ月も掛けることがある。 全国の菌好きのおじさん達も、今ごろ「誰かに踏まれたり、引っこ抜かれてないだろうか?」一雨一雨を指折り数えて、観察中の菌の無事成長を祈りながら、暮らしているのだろう。 想像するに、「それほど親しくない人と、大勢で焼き肉をして、網の上で自分が目を付けている肉が焼けるのをジッと待っているような気持ち」だろうか? いくら一番に発見したからといって名前を書いておくことは出来ないんだもんなー。 私の見た「謎の半透明」育ってるかしら? 近くなら自転車で見に行くのだけどな。 やはり気軽に通える近場のフィールドを見つけるというのが、我がクラブの最優先させるべき活動なのかも。
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